映画

映画版 犬飼さんちの犬

名前が「犬飼」なのに犬が大嫌いな主人公が、なぜか犬を世話するはめに。悪戦苦闘を通じて、主人公が犬と絆を築き、犬を飼う意味を知る様を綴ったハートウォーミング作。

「幼獣マメシバ」「ねこタクシー」などに続く動物シリーズの第5弾。並行して同一キャストによるTVドラマ版が作られるが、映画版は再編集や続編ではなく、同じ設定で別の物語が展開するというのがこのシリーズの特徴だ。今回は、顔が笑っているように見えることで人気のサモエド犬をフィーチャーし、名前と裏腹に犬嫌いの犬飼さんの悪戦苦闘を綴る。普段は名脇役の小日向文世が、ここでは主演でペーソスあふれる演技を見せる。