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木洩れ日の家で

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木洩れ日の家で

ワルシャワ郊外の古い一軒家で、たったひとりで暮らす老いた女性を主人公に、人間が生きる意味を見つめた珠玉の人間ドラマ。撮影当時91歳だった主演女優の熱演が感動的。

「僕がいない場所」のD・ケンジェジャフスカ監督が、自身の隣人だった女性をモデルに生み出した1本。監督は「ディアブリィ・悪魔」で組んだベテラン女優D・シャフラルスカを主演に迎え、全編モノクロというスタイリッシュな映像美の中、老いたヒロインが自身の人生を振り返るという、小さくて地味ながらも普遍性が高い人間ドラマを等身大の視点から丁寧に構築。撮影当時91歳だったシャフラルスカが世界各地の映画祭で受賞するなど高い評価を受け、日本でもミニシアター興行がロングランを記録する好評を博した。

木洩れ日の家で

ワルシャワ郊外の古い一軒家で、たったひとりで暮らす老いた女性を主人公に、人間が生きる意味を見つめた珠玉の人間ドラマ。撮影当時91歳だった主演女優の熱演が感動的。

ワルシャワ郊外の古い木造の屋敷。91歳の女性アニェラは現在までその家でしか暮らしたことがなく、夫はとうに他界し、今では愛犬フィラデルフィアと寂しく毎日を過ごしている。市街で暮らす息子や孫娘と話が合わないアニェラにとっては、近所を観察することだけが日課ながら、隣家のために家を売れという申し出は不愉快で相手にする気はない。しかし、老いた自分を見つめると、これから家をどうするかが大きな問題になっていく。

作品データ

  • 原題/Pora umierac
  • 制作年/2007
  • 制作国/ポーランド
  • 内容時間(字幕版)/109分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
アニェラ ダヌタ・シャフラルスカ
アニェラの息子 クシシュトフ・グロビシュ
アニェラの孫娘 パトリツィヤ・シェフチク
ドストエフスキー カミル・ビタウ

スタッフ

  • 監督
    ドロタ・ケンジェジャフスカ
  • 製作
    ピョートル・ミクラシェフスキ
  • 製作
    アルトゥル・ラインハルト
  • 脚本
    ドロタ・ケンジェジャフスカ
  • 撮影
    アルトゥル・ラインハルト
  • 音楽
    ヴロジミェシュ・パヴリク

ユーザーレビュー

現在、1件のレビューが登録されています。

  • 主演ワンちゃん賞

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2012/10/22 17:27

    …撮影当時91歳のポーランドの女優ダヌタ・シャフラルスカが主演の映画。
      モノクロの画面に深く刻まれた彼女の顔の皺が、人生の来し方と老い先短い行方のすべてを
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