映画

水戸黄門漫遊記 飛龍の剣

ご存じ、天下の副将軍・水戸黄門が、助さん・格さんをお供に諸国を漫遊し、悪党どもを相手に痛快な活躍を披露。大河内傳次郎の主演で、戦後最初に作られた黄門さま映画。

水戸黄門といえば、1969年に放送が開始され、2011年ついに終幕を迎えたTVの人気長寿番組シリーズがあまりにも有名だが、映画の世界でも、やはり黄門さまを主人公にした作品が無声映画の時代から数多く作られ、庶民の人気を博していた。本作は、既に1930年代半ばに水戸黄門に扮して3部作を放った経験を持つ大河内傳次郎が、久々にこのおなじみの役どころを再演して作られた、戦後最初の黄門さま映画。助さん役に本間謙太郎、格さん役には阿部九洲男。監督を手がけたのは「透明人間現わる」の安達伸生。