映画

ハッピー・ゴー・ラッキー

人生その場の成り行き任せで、毎日をどこまでも明るく楽天的に生きるヒロインの姿を、イギリスの名匠Ｍ・リー監督がユーモラスに描いて多くの映画賞に輝いた秀作ドラマ。

さしたる将来の設計図もないまま、その日その日を明るくのんきに楽しんで生きる、30歳の独身の小学校教師ポピー。どこまでもお気楽な彼女と、彼女のノンシャランとした態度にいら立ちを募らせる周囲の人々が繰り広げるささやかな波乱の出来事を、リー監督が優しくユーモラスに描写。ヒロインに抜擢されて絶妙の好演を披露したS・ホーキンスも絶賛を浴び、第58回ベルリン国際映画祭銀熊賞をはじめ、数々の女優賞に輝いた。