若手劇作家・本谷有希子の2011年作。自意識過剰な女流作家とファンのぶつかり合いを通じ人間の本性を描く。主演の長澤まさみ、そして、リリー・フランキーは初舞台。
携帯小説を一度だけヒットさせたことのある若手女流作家のひろみ(長澤まさみ)は、親友のゲイバーのママ・真貴(リリー・フランキー)と共に、トークショーを繰り広げていた。観客はひろみの熱心なファンたち。盛り上がるショーだが、主催した編集者・二見(成河)は、ここでファンからひろみに対する本音を吸い上げて、人気が落ちているひろみをダシにした告白本を作ろうともくろんでいた。二見の思惑どおり、次第にさまざまな本心をさらけ出しはじめるファンたちに、それを真っ向から受け止めて牙をむくひろみ。やがて会場は、誰もが思いもよらぬ騒動に包まれていく。
演目
- クレイジーハニー
出演
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長澤まさみ
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成河(ソンハ)
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安藤玉恵
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吉本菜穂子
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リリー・フランキー
スタッフ
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作・演出本谷有希子