借金を抱え、平気で嘘をつく日々を送ったという石川啄木と、彼に翻弄された人々を描く。舞台初共演の藤原竜也と中村勘九郎を主演に据え、ヒロインに吹石一恵を迎える。
“はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざり ぢつと手を見る”―歌集「一握の砂」を遺し、27歳で夭逝した薄幸の天才歌人・石川啄木。残された肖像写真からは、純真で才能に満ち溢れた病弱な文学青年のイメージが浮かぶ。しかし一方で啄木は金にルーズで、常に借金を抱え、女性にも目がなく、平気で嘘をつき、常に周囲の人々をふりまわしていたとも言われている。本当の啄木は一体どちらだったのか?演目
- ろくでなし啄木
収録日・収録場所
- 2011年2月24日/東京 天王洲 銀河劇場
出演
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藤原竜也
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中村勘九郎
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吹石一恵
スタッフ
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作・演出三谷幸喜