
1980年代初頭、KGBの大物幹部が自らの信念に基づいて西側に機密情報を漏洩し、遂には旧ソ連を崩壊へと導いた20世紀最大級の実在のスパイ事件を映画化した秀作。
1981年。KGB(ソ連国家保安委員会)の大物幹部であるグリゴリエフ大佐は、国家の機密情報を管理する要人として特権的地位にいるだけに、東西の体制間に横たわる大きな経済的格差もひしひしと痛感。このまま閉鎖的体制を続けていても我が国のためにならないと考えた彼は、モスクワに駐在するフランス人ピエールを通じて、西側諸国にスパイ情報を密かに提供するようになる。それは欧米の首脳を驚愕させる重要機密ばかりだった…。作品データ
- 原題/L'affaire Farewell
- 制作年/2009
- 制作国/フランス
- 内容時間(字幕版)/114分
- ジャンル/サスペンス/ミステリー
出演
役名 | 役者名 |
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セルゲイ・グリゴリエフ大佐 | エミール・クストリッツァ |
ピエール・フロマン | ギョーム・カネ |
ジェシカ・フロマン | アレクサンドラ・マリア・ラーラ |
ナターシャ | インゲボルガ・ダプコウナイテ |
フランソワ・ミッテラン仏大統領 | フィリップ・マニャン |
ロナルド・レーガン米大統領 | フレッド・ウォード |
スタッフ
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監督クリスチャン・カリオン
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製作ベルトラン・フェヴル
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製作フィリップ・ボエファール
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脚本クリスチャン・カリオン
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脚本エリック・レイノー
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撮影ワルテル・ヴァンデン・エンデ
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音楽クリント・マンセル