映画

少林寺

Ｊ・リーがリー・リンチェイ名義でデビューを果たして初主演。香港映画だが中国本土で大規模なロケ撮影を敢行して作り上げた、圧巻の武術スペクタクル。後に３部作に発展。

中国の河南省・嵩山にある少林寺が映画撮影のために初めて門戸を開いたほか、中国全国武術協会が映画作りに全面的に協力。史上最多となる中国全国武術大会5度の優勝歴を誇るリーが主役に抜擢されて映画デビューを飾り、躍動感あふれるみごとな体技を披露したほか、キャストの大半にも本物の拳法家や武闘家が起用され、迫真の戦闘場面を熱演。特訓場面の“ハッ、ハッ！”というかけ声も注目を集めた。従来のカンフーものの枠を超えた迫力満点のスペクタクル映画に仕上がり、日本を含む世界各地で大ヒットを記録した。