
独自の味わいに満ちた娯楽映画を長年にわたって作り続け、カルト的人気を誇る日本映画界の異才・石井輝男監督が新東宝時代に連作した「地帯(ライン)」シリーズの第3弾。
ある男を暗殺するよう依頼を受けた殺し屋の衆木一広は、首尾よくその約束を果たすが、依頼主の阿川が裏切って警察に彼のことをたれ込んだため、必死で逃げ回るはめとなる。たまたま東京駅に居合わせたエミという女性を引き連れ、神戸の無法地帯“カスバ”に逃げ込んだ一広はそこにあった怪しげなホテルに待機しながら、ひそかに反撃の機会をうかがう。一方、エミの婚約者の真山も彼女の行方を追って“カスバ”へやって来るが……。作品データ
- 制作年/1960
- 制作国/日本
- 内容時間/79分
- ジャンル/サスペンス/ミステリー
出演
役名 | 役者名 |
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衆木一広 | 天知茂 |
真山俊夫 | 吉田輝雄 |
小月エミ | 三原葉子 |
桂弓子 | 三条魔子 |
阿川 | 大友純 |
新聞社デスク | 沼田曜一 |
酒場のマダム | 吉田昌代 |
スタッフ
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監督石井輝男
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製作大蔵貢
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脚本石井輝男
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撮影鈴木博
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音楽渡辺宙明