映画

双子座の女［R15＋指定版］

俳優としても活躍した山城新伍の映画監督第３作で、元アイドル歌手、五十嵐夕紀の主演が公開当時、反響を呼んだロマンポルノ。主人公が抱いた女性はストーカーと化し……。

ドラマ「白馬童子」などの俳優、TV司会者として人気だった山城は1980年代以降、映画監督業にも進出。本作では後の“ストーカー”もののようなエロティックスリラーに挑んだ。山城監督は、自身の友人である当時のタレント陣を出演させるなど、見せ場の数で勝負。そのおかげか、日活（当時はにっかつ）の1984年公開作品としては第2位のヒット（「ルージュ（1984）」と2本立てで公開）。中尾彬、山田辰夫など俳優陣も充実。脚本は後に「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズなどを手掛ける那須真知子。