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ライフ・イズ・ビューティフル

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ライフ・イズ・ビューティフル

イタリアのR・ベニーニが自ら監督・主演し、ホロコーストから幼い息子を守ろうとする父親を描いた、笑いと涙のヒューマンコメディ。第71回アカデミー賞で3部門を受賞。

後半、ムッソリーニのファシズム政権による反ユダヤ政策、強制収容所の過酷な生活といった重い題材を扱いながら、ムードは前半と変わらず一貫して軽く、イタリアの喜劇らしい明るさを忘れないのが意表を突く。絶望的な環境の中でも希望や陽気さを失わず、息子のために必死の芝居を続ける主人公、愛する家族のため自ら収容所へと赴く妻、それぞれの強い意志と固い絆が感動を呼ぶ。アカデミー賞の授賞式で2度も壇上に立ったベニーニの喜びよう(1度は客席のイスの上を立って歩いた!)も、賞の歴史の一頁を飾った。

ライフ・イズ・ビューティフル

イタリアのR・ベニーニが自ら監督・主演し、ホロコーストから幼い息子を守ろうとする父親を描いた、笑いと涙のヒューマンコメディ。第71回アカデミー賞で3部門を受賞。

1939年、イタリアのトスカーナを訪れた青年グイドは、小学校教師のドーラにひと目惚れし、あの手この手を尽くしてようやく彼女と結ばれる。息子ジョズエも生まれ、一家で幸せに暮らしていたが、ファシズムの嵐が吹き荒れ出し、ユダヤ系のグイドとジョズエは強制収容所に送られてしまう。グイドは幼いジョズエに希望を与えて生き延びさせるため、この状況はゲームだと説明する。そう聞いたジョズエはゲームに夢中になるが……。

作品データ

  • 原題/La vita e bella (Life Is Beautiful)
  • 制作年/1998
  • 制作国/イタリア
  • 内容時間(字幕版)/117分
  • ジャンル/コメディ

受賞歴

  • 第71回(1998)アカデミー賞主演男優賞「ロベルト・べニーニ」
  • 第71回(1998)アカデミー賞ドラマ作曲賞「ニコラ・ピオヴァーニ 」
  • 第71回(1998)アカデミー賞外国語映画賞
  • 第51回(1998)カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ

出演

役名 役者名
グイド ロベルト・ベニーニ
ドーラ ニコレッタ・ブラスキ
ジョズエ ジョルジオ・カンタリーニ
ジオ ジュスティーノ・デュラーノ
レッシング ホルスト・ブッフホルツ
ドーラの母親 マリサ・パレデス

スタッフ

  • 監督
    ロベルト・ベニーニ
  • 製作
    エルダ・フェッリ
  • 製作
    ジャンルイジ・ブラスキ
  • 脚本
    ロベルト・ベニーニ
  • 脚本
    ヴィンセンツォ・セラミ
  • 撮影
    トニーノ・デリ・コリ
  • 音楽
    ニコラ・ピオヴァーニ

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