映画

ジャッキー・ブラウン

鬼才Ｑ・タランティーノ監督が豪華キャストを迎えた話題作。ロサンゼルスで司法当局と犯罪者との間で駆け引きに巻き込まれる、タフなヒロインの活躍を描く犯罪サスペンス。

「ゲット・ショーティ」など映画化作品も多い作家E・レナードの小説「ラム・パンチ」を、愛読者タランティーノが映画化。原作では白人だったヒロイン像をアフリカ系に置き換え、監督自身が熱烈なファンだという、1970年代のB級アクションの女王、P・グリアーを主演に抜擢。さらに同じくB級映画のベテラン、R・フォスターを共演に据える大胆なキャスティングで、監督の原点である1970年代テイストにあふれる逸品となった。R・デ・ニーロ、M・キートンら、タランティーノ作品初登場の豪華共演陣も話題。