映画

学校の怪談

全国各地の小学校で噂になった怪談の数々を驚異のＶＦＸやユーモラスなモンスターたちの大暴れ満載で映画化。大ヒットしてシリーズ化されたファミリー向けホラーの第１弾。

1995年夏の公開時は、みごとに配給収入15億円という大ヒットを記録。夏休みが始まる前夜、もうすぐ取り壊される校舎に集まった児童たちが、そこで不気味なモンスターと遭遇し……。テケテケ、花子さん、口裂け女、人体標本などの怪物たちは怖い以上に楽しいのが見もので、家族そろってドキドキできる、サービス満点の会心作だ。「愛を乞うひと」の平山秀幸監督が、かつて中編「よい子と遊ぼう」でも見せた“子役演出のうまさ”を存分に発揮しているのも特筆したい。シリーズ化され、第4作まで作られた。