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時計じかけのオレンジ

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時計じかけのオレンジ

巨匠S・キューブリック監督による衝撃度満点の近未来SF。暴力、ドラッグ、セックス、ベートーベンに溺れる若者アレックス。人格矯正システムは彼を更生させられるのか。

映画史上、最も賛否両論分かれる大反響を呼んだ問題作。主人公アレックスが「雨に唄えば」を口ずさみながら作家夫妻を襲うシーン(この場面でこの曲を歌ったのはアレックス役のM・マクダウェルのアドリブ)を筆頭に、前半で吹き荒れる不道徳の嵐。だがキューブリックは後半、そんなアレックスを矯正していく非人間的システムにも社会批判の視線をクールに向けた。同時に、全編を彩るクールな美的感覚やブラックユーモアは、どこまでも見る者を刺激し続ける。まさに映画を越えた映画というべき、空前絶後の衝撃作だ。

時計じかけのオレンジ

巨匠S・キューブリック監督による衝撃度満点の近未来SF。暴力、ドラッグ、セックス、ベートーベンに溺れる若者アレックス。人格矯正システムは彼を更生させられるのか。

近未来のロンドン。若者アレックスは、なじみのバーで麻薬入りミルクを飲んでから町に出て、他の不良グループと殺し合うなど刹那的に生きる毎日。ある夜、豪邸を襲ったアレックスたちは、家主である作家アレクサンダーを半身不随にし、彼の妻をレイプしてしまう。そんなアレックスだが、仲間の裏切りで当局に逮捕され、刑務所へ。当局はアレックスに、新たに開発した人格矯正プログラムを受ければ彼を出所させると約束するが……。

作品データ

  • 原題/A Clockwork Orange
  • 制作年/1971
  • 制作国/イギリス
  • 内容時間(字幕版)/137分
  • ジャンル/SF/ファンタジー

受賞歴

  • 第37回(1971)ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞「スタンリー・キューブリック」
  • 第37回(1971)ニューヨーク映画批評家協会賞監督賞「スタンリー・キューブリック」

出演

役名 役者名
アレックス マルコム・マクダウェル
アレクサンダー パトリック・マギー
看守長 マイケル・ベイツ
ディム ウォーレン・クラーク
アレクサンダーの妻 エイドリアン・コリ
アレクサンダーのボディガード デヴィッド・プラウズ

スタッフ

  • 監督
    スタンリー・キューブリック
  • 製作
    スタンリー・キューブリック
  • 脚本
    スタンリー・キューブリック
  • 撮影
    ジョン・オルコット
  • 音楽
    ウェンディ・カルロス

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