映画

ブルース・リー 死亡遊戯

伝説のカンフー・スター、Ｂ・リーが急逝する前、途中まで撮影。一時は完成を危ぶまれながらも完成した“伝説の遺作”。犯罪組織に殺されかけた武道スターが復讐の戦いへ。

1973年、「燃えよドラゴン」で全世界のファンを熱狂させる直前に急逝したリー。死の直前、彼が新作の一部を撮影していた事実は有名だったが、「燃えよ～」から5年後の1978年、ついに完成したのが本作。クライマックス、リー演じる主人公が強敵たちを相手に戦う10分強のアクション場面はリー本人が演じた初公開場面で、多くのリー・ファンが熱狂。なんとか完成させたのは「燃えよドラゴン」のR・クローズ監督。リーが着た黄色いトラックスーツは有終の美のシンボルとなり、今なお影響が世界中で見られる。