映画

悪魔のような女(1996)

「氷の微笑」２部作の美人女優Ｓ・ストーンが、またも残忍な悪女を演じたサスペンススリラー。原作は１９５５年にフランスで、シモーヌ・シニョレ主演で映画化された小説。

ストーンが出世作「氷の微笑」以来、4年ぶりに悪女役へカムバック。名匠アンリ＝ジョルジュ・クルーゾー監督と名優シニョレのコンビで映画化されたことでも有名な同名小説を再映画化。女性2人が完全犯罪の殺人をたくらんだことから幕を開ける惨劇を、二転三転する展開の中、スリリングに描写。話題の的はストーンと初顔合わせとなった共演女優陣で、もうひとりの悪女役はフランスの人気女優I・アジャーニ、ミステリアスな私立探偵役は「ミザリー」の実力派K・ベイツ。タイプが異なる3大女優の演技合戦も見もの。