映画

燃えよ剣

幕末を背景に新選組の土方歳三と宿敵・七里研之助は、互いに命をかけた死闘へ……。司馬遼太郎の同名小説を映画化した迫真の時代劇。脚本を手がけたのは名匠・加藤泰監督。

喧嘩殺法の土方と甲源一刀流居合いの七里、時を経て新選組の池田屋襲撃の夜に再会した2人は、ついに決着の時へ……。司馬原作らしく、新選組を代表した名剣士、土方の人間性を掘り下げたドラマも興味深い。出演は、同じ原作のTV化版やTV「新選組血風録」（司馬原作）でも土方役を演じた栗塚旭。監督は市村泰一。脚本を手がけたのが、1990年代、邦画ファンの間でミニ・ブームが発生した名匠・加藤監督というのも重要ポイント。