映画

バスケットボール・ダイアリーズ

人気男優Ｌ・ディカプリオが主演した、ビター・テイストの青春ムービー。ドラッグに手を出してしまい、転落していく高校生たちの姿を真正面から見つめた衝撃のストーリー。

原作は1960年代、ビートニクの時代に注目された詩人J・キャロルの自伝的小説で、映画化の際にはリヴァー・フェニックスも主演を望んだという。後のコロンバイン高校乱射事件の犯人2人に影響を与えたともいわれる。ディカプリオは麻薬に手を出す高校生というショッキングな役どころ。しかし難役に体当たりで挑んだガッツは並大抵でなく、役者としての評価をぐっと高めることに。彼と「ギルバート・グレイプ」で共演した、J・ルイスも出演。監督は音楽ビデオ出身で、本作で映画デビューしたS・カルヴァート。