「太陽の季節」でデビューした石原裕次郎が同じ1956年、初主演を飾った、兄・慎太郎の小説が原作の名作青春映画。ヌーヴェルヴァーグへの影響も大きい。監督は中平康。
夏の逗子海岸。陽気な兄・夏久とおとなしい弟・春次はまったく性格が正反対の兄弟。春次は美人の恵梨と出会い、たちまち彼女に心を奪われ、彼女と付き合うようになる。夏久はそれが面白くなかったが、やがて恵梨が外国人の妻であると知る。夏久はそれを春次に黙っていることを条件に、自分も恵梨と肉体関係を持ってしまう。やがて友人の平沢からそのことを知らされた春次は怒りを爆発させ、恵梨と夏久が乗ったヨットを追って……。作品データ
- 制作年/1956
- 制作国/日本
- 内容時間/86分
- ジャンル/ラブロマンス/青春
出演
役名 | 役者名 |
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夏久 | 石原裕次郎 |
春次 | 津川雅彦 |
恵梨 | 北原三枝 |
平沢フランク | 岡田眞澄 |
石原 | 長門裕之 |
長門 | 石原慎太郎 |
スタッフ
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監督中平康
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脚本石原慎太郎
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撮影峰重義
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音楽佐藤勝
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音楽武満徹