映画

リアリティ・バイツ

１９９０年代の空気をたっぷり吸い、当時の若い観客に支持された青春群像ドラマ。Ｗ・ライダーら魅力的キャストが共演し、後の人気スター、Ｂ・スティラーが映画を初監督。

友人関係を重視する、ブランド志向は持たない、家族と同居しないというのが当時の米国の若者層、“ジェネレーションX”。そのライフスタイルと恋を軽やかにスケッチした好編が本作。「キルトに綴る愛」の人気女優ライダー、「トレーニング　デイ」のE・ホークらが共演。監督は当時弱冠28歳ながら本作で映画監督デビューし、後に俳優としても活躍するスティラー。MTV世代らしい新鮮な演出を見せた上、俳優として出演も。当時の最新ロックから「マイ・シャローナ」などの懐メロまで取り上げたサントラも充実。