映画

トゥルー・ロマンス［ディレクターズ・カット版］

「キル・ビル」のＱ・タランティーノによる脚本を「スパイ・ゲーム」のＴ・スコットが監督。犯罪者カップルの大胆にして破滅的な逃避行を描くバイオレンスアクション。

当時まだ気鋭監督のひとりだったタランティーノによる脚本を、「トップガン」などの人気監督として活躍していたT・スコットが映画化した犯罪アクション。“真実の愛”というタイトルに反して、激しい凶暴性で苦境を突破していく若い犯罪者カップルの逃避行を描く。主人公カップル役を、C・スレイターとP・アークエットが熱演。悪役の怪優D・ホッパーや、人気スターのB・ピットがチョイ役で出演するなど、個性派ぞろいの共演陣も見どころ。新時代版「俺たちに明日はない」ともいえる熱気あふれる作品となった。