映画

BEST　GUY

ジェット戦闘機、Ｆ−１５イーグルを操るエリートパイロット候補役に若き日の織田裕二が主演した青春スカイアクション。本作が目指したのは“日本版「トップガン」”だ。

タイトルは“最高のパイロット”のことで、企画意図によればハリウッドの大ヒット作「トップガン」の日本版を目指したという。ハードロックのBGM、短いカットをテンポよくつなぐ編集など、本家「トップガン」と比べてみて楽しみたい、空中アクションエンターテインメントに仕上がった。もうひとつの大きな話題は、防衛庁や航空自衛隊が撮影協力し、当時の現役の戦闘機たちが大空を駆け抜ける雄姿を捉えた大迫力の映像。本物ならではのスピード感は圧倒的だ。監督は「蘇える金狼」（1979年）の活劇派、村川透。