映画

クライムハンター 怒りの銃弾

世良公則が主演した東映Ｖシネマ「クライムハンター」シリーズ第１作。迫力あるガンアクションが当時注目の的に。リトル・トーキョーで刑事ジョウは殺された相棒の復讐へ。

東映Vシネマの記念すべき第1弾であり、後に第44回日本アカデミー賞で協会特別賞に輝く納富貴久男らBIG　SHOTが、邦画における銃の描写をより迫力あるものに仕立てたのも要注目。さまざまな銃器、拳銃・サブマシンガン・ショットガンなどが登場し、当時の日本映画で見られなかったような大スケールの銃撃戦を見せ場にした。出演は世良に加え、当時新人の田中美奈子と竹内力や、又野誠治、原田芳雄など充実。監督・脚本はドラマ「あぶない刑事」の脚本家、大川俊道。シリーズ化され、第2・3作も作られた。