映画

クリスティーン

人気作家Ｓ・キングによる同名小説を鬼才Ｊ・カーペンター監督が映画化。いじめられっ子の男子高校生が手に入れた魔の車が次々に惨劇を起こす、戦慄のショッキングホラー！

“モダン・ホラーの帝王”キングの怪奇小説を、SFやホラーに強いカーペンター監督が迫力たっぷりに映画化。いじめられっ子の男子高校生の愛車になるのは1958年型プリモス。クリスティーンという名前の通り、女性のような感情を持つ車で、持ち主の高校生の恋人と化し、すさまじい暴れっぷりを見せる。男子高校生がワルに変身していく“少年版「キャリー」（キング原作）”のような前半、破壊されたクリスティーンが復活し（その過程を見せたSFXは出色）、復讐を繰り広げる後半、いずれも味わいがたっぷりだ。