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招かれざる客

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招かれざる客

アフリカ系男性が娘の婚約者になったことで困惑する白人の両親の姿を通じて、米国社会における人種差別問題を浮き彫りにし、第40回アカデミー賞で脚本賞他に輝いた良作。

社会派の名匠S・クレイマー監督が、本作の製作当時、米国において大きな問題となっていた、アフリカ系に対する人種差別問題に真っ向から取り組んだ、今見ても良心的な意欲作。第40回アカデミー賞では脚本賞のほか、名女優K・ヘプバーンが2度目の主演女優賞を受賞。彼女と長年公私にわたり名コンビを組んだ名優S・トレイシーは惜しくも本作が遺作に。アフリカ系青年に扮したS・ポワチエも巧演。2005年には、白人とアフリカ系の立場を逆転させたパロディ映画「ゲス・フー 招かれざる恋人」も作られた。

招かれざる客

アフリカ系男性が娘の婚約者になったことで困惑する白人の両親の姿を通じて、米国社会における人種差別問題を浮き彫りにし、第40回アカデミー賞で脚本賞他に輝いた良作。

ハワイで知り合い、人種の壁を乗り越えて恋に落ちた、著名なアフリカ系医師ジョンと白人女性ジョーイ。2人は結婚の許しを得るため、サンフランシスコにあるジョーイの実家を訪れる。ジョーイの母は、娘の婚約者がアフリカ系だと知って驚くが、次第に彼らに理解を示しだす。一方、ジョーイの父はリベラルな新聞の発行人として人種差別反対の論調を張ってきたが、いざわが娘をアフリカ系に嫁がせるとなるとその心境は複雑で……。

作品データ

  • 原題/Guess Who's Coming to Dinner
  • 制作年/1967
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/109分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第40回(1967)アカデミー賞主演女優賞「キャサリン・ヘプバーン」
  • 第40回(1967)アカデミー賞脚本賞「ウィリアム・ローズ」

出演

役名 役者名
マット・ドレイトン スペンサー・トレイシー
クリスティナ・ドレイトン キャサリン・ヘプバーン
ジョン・ウェイド・プレンティス シドニー・ポワチエ
ジョーイ・ドレイトン キャサリン・ホートン
マイク・ライアン セシル・ケラウェイ
プレンティス夫人 ビア・リチャーズ

スタッフ

  • 監督
    スタンリー・クレイマー
  • 製作
    スタンリー・クレイマー
  • 脚本
    ウィリアム・ローズ
  • 撮影
    サム・リーヴィット
  • 音楽
    フランク・デ・ヴォル

ユーザーレビュー

現在、2件のレビューが登録されています。

  • 年を取ると男は…

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2014/02/04 17:47

    …あらすじは、解説のとおり。
      3回目ぐらいの鑑賞か。
      ある日、ハワイから帰ってきた白人の娘(キャサリン・ホートン)が黒人の男性(シドニー・ポワチエ)
    続きを読む

  • 偽善者が高評価する究極の人種差別映画。

    • ★★★☆☆
    • クロエ4477
    • 2014/01/22 15:20

    どうして、本作の主演女優賞に、完全な脇役のキャサリン・ヘップバーンが選ばれたのでしょうか?「夜の大捜査線」でも、主演男優賞に、助演のロッド・スタイガーが選ばれて 続きを読む

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