大会第2日
女子シングルス1回戦

(アメリカ)
(ポルトガル)
解説:坂本 正秀 実況:鍋島 昭茂
2日目のセンターコート第1試合は女子のディフェンディング・チャンピオンの定位置だ。男女差別だという声もあるが、伝統を受け入れ、セレナが三たび前年覇者として登場する。試合不足が目に見えていた全仏オープンでは準々決勝敗退に終わったセレナ。それ以来となる実戦でラルシェル デ ブリートは楽な相手ではない。
グランドスラム・デビューとなった昨年の全仏で、その強打とともにマリア・シャラポワも顔負けの“絶叫少女”として一躍有名になったポルトガルの17歳。一昨年にアメリカのハードコートで一度対戦しているが、当時予選上がりでランキング226位だった15歳に、セレナは第1セットを奪われた。接戦になれば、すさまじい“声”対決にも!?
大会第2日
男子シングルス1回戦


(日本)
(スペイン)
解説:柳 恵誌郎 実況:木村 季康
あの劇的な初優勝から2年ぶりにウィンブルドンのセンターコートに帰ってきた現王者ナダル。本来なら昨年、ディフェンディング・チャンピオンとしてセンターコートの開幕試合を飾るはずだったが、膝の故障で無念の欠場に至っただけに、この1回戦には特別な思いがあるはずだ。
その最初の相手が日本のホープ錦織。この1年が試練だったという点は共通する。右ひじの故障を経て2年ぶりのウィンブルドン。「ケガがなければトップ10に入る力がある」というナダルの錦織評には、同情と警戒が入り交じる。錦織にとっては4大大会を通じて初めて入るセンターコートで、世界1位を相手に平常心で戦うことができるか。1ポイント目から、否、入場シーンから目が離せない。
大会第2日
女子シングルス1回戦

(日本)
(ルーマニア)
解説:神尾 米 実況:久保田 光彦
ツアー最年長の39歳クルム伊達vs伸び盛りの若手、という対決の図式は見慣れたが、今回もまさしくそれ。21歳のダルゲルーは、昨年1年間で385位から52位までランキングを上げた新鋭だ。昨年4月、モンソン(スペイン)でのITF大会決勝で対戦している。勝ったクルム伊達にとってはそれが海外ツアー参戦以降初の優勝となったが、当時のダルゲルーはまだランキング325位。翌月にワルシャワのWTAツアー大会で予選から優勝し、一気にトップ100入りすると、上昇は止まらず、今やシードの仲間入りだ。
全仏オープンで再発した右ふくらはぎの痛みはもうないというクルム伊達だが、1か月近く試合をしていない不安は残る。メンタルもカギだが、序盤の打ち合いで早くリズムをつかみたい。