大会第1日
男子シングルス1回戦

(スイス)
(コロンビア)
解説:柳 恵誌郎 実況:久保田 光彦
センターコートの開幕試合を飾る栄誉は、男子の前年度優勝者に与えられ、フェデラーが2004年から7年連続で青々としたバージン・コートに登場する。連覇は一昨年、ラファエル・ナダルに阻まれたが、昨年、そのナダルが欠場したため誰もが納得のフェデラーが開幕戦を戦った。
今回の対戦相手ファージャは、やや苦手な左利き。それでもこれまで4戦全勝で失セット0と心配はなさそうだ。2人の初顔は、ファージャが最も思い出深いという2004年のウィンブルドンのセンターコートで、結果は6-1、6-2、6-0。今年も全仏と前哨戦のハレの2回戦で当っている。この大会に勝てば、ピート・サンプラスのウィンブルドン通算優勝回数7に並ぶが、記録よりもウィンブルドンの象徴としての意地があるに違いない。
大会第1日
女子シングルス1回戦


(イギリス)
(セルビア)
解説:神尾 米 実況:河路 直樹
全仏オープンではベスト4まで進みながらサマンサ・ストーサーに完敗したヤンコビッチ。その後、休養をとってウィンブルドンに備えてきたが、ちょっと難しい緒戦になりそうだ。そもそもグランドスラムの中で唯一、ベスト8に入っていないこの大舞台。相手は今大会の最年少16歳で、男子のアンディ・マレーに次いで地元の期待を一身に背負って推薦出場するロブソンだ。
女子の選手層が特に薄い英国だけに、ヤンコビッチがセンターコート全体を敵に回すのは間違いない。昨年の1回戦でも、ベテランのダニエラ・ハンチュコバがスタンドの圧倒的なロブソン贔屓に動揺し、負けこそしなかったが、第1セットを落としている。ヤンコビッチはメンタル面には難があり、取りこぼしも多い選手。冷静に戦えるだろうか。
大会第1日
男子シングルス1回戦

(セルビア)
(ベルギー)
解説:土橋 登志久 実況:木村 季康
全仏オープンでのジョコビッチの苦い敗戦が記憶に新しい。2セットリードで第3セットも先にブレークしながら、ユルゲン・メルツァーに大逆転を食らった。ここで緒戦にぶつかるロフスも、しぶとく食い下がるタフさでは油断ならない相手だ。それどころかこの身長168センチの俊足プレーヤーとは対戦成績で1勝3敗と大きく負け越している。
今年のマイアミでの敗戦はアレルギー疾患の影響を割り引いたとして、昨年、芝のハレの準々決勝で負けたのは嫌な思い出だろう。29歳ロフスはその大会で予選を勝ち上がってベスト4まで進んでいるから、芝は決して嫌いではないのだ。ジョコビッチは最近、サーブ・アンド・ボレーも見せたりしている。果たしてそんな余裕があるか。