レブロンはこの日、プロアマリーグにサプライズ参戦。33得点を挙げ、詰め掛けたファンを喜ばせた。（写真提供：AP/アフロ）

　マイアミ・ヒートのスター、レブロン・ジェームスが、ロサンゼルスのプロアマリーグ、ドリューリーグに参加したことが分かった。米大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地24日に伝えた。

　毎年NBA選手を迎えているドリューリーグだが、恐らくレブロンはその中でも別格のビッグネーム。リーグ理事長のディノ・スマイリー氏は、ドリューリーグ設立以来この上なく最高の日と、レブロンの参加を喜んだと同サイトは伝えている。

　スマイリー氏によると、レブロンの参加はサプライズだったもよう。同氏は21日、クリーブランド・キャバリアーズのガード、バロン・デイビスの代理人から、NBAのビッグスターが23日の試合に顔を出すと連絡を受けた。当初はコービー・ブライアント（ロサンゼルス・レイカーズ）かデリック・ローズ（シカゴ・ブルズ）、またはブレイク・グリフィン（ロサンゼルス・クリッパーズ）だと思っていたが、23日午後に再び連絡を受け、その大物選手がレブロンだと明かされたという。

　しかもレブロンは、コートに顔を出しただけではなく、チームに交ざって試合にも参加。33得点を挙げ“チーターズ�U”の勝利に貢献した。地域の小さな体育館には多くのファンが詰めかけ、最終的にはレブロンのプレー中は入り口を閉める事態になったという。

　なお今夏、ケビン・デュラント（オクラホマシティ・サンダー）とロン・アーテスト（レイカーズ）、2011年ドラフト全体2位のデリック・ウィリアムス（ミネソタ・ティンバーウルブズ）が、すでにドリューリーグに参加。過去には現キャブスHCのバイロン・スコット氏やポール・ピアース（ボストン・セルティックス）など、多くのNBA選手が参加している。

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