現地1月1日に右ひざじん帯断裂の重傷を負って以来、リハビリを続けているダラス・マーベリックスのカロン・バトラーだが、NBAファイナル中の復帰に意欲を見せている。

　バトラーは現在、チームとともに練習はこなしているものの、実際にマイアミ・ヒートとの試合となれば、スーツ姿でベンチの隅に座っているしかないのが現状。5日には地元で第3戦が行われたがチームドクターからのゴーサインはいまだ出ていない状態だ。

　バトラーは同日のワークアウト後のインタビューで、「いつ試合出場の許可が出てもおかしくない状態だ。いつも心待ちにしているさ。自分からプレーできないと言うことは絶対にない」と、心の準備はできている。

　チームのオフィシャルも、懸命にリハビリに励むバトラーに配慮してか、出場は無理だとは語っていない。4日はバトラーが手術を受けてからちょうど5か月目。その手術は回復に6か月を要すると言われている。

　リック・カーライルHCは「彼はちょっと特別なんだよ」とコメント。「普通の人のリハビリスケジュールよりも1か月半か2か月くらい先に進んでいるんだからね。どれだけ一生懸命にリハビリに励んでいるかが分かるだろう。もうとりつかれているみたいなんだ。彼の頑張りには刺激されるよ」と語り、バトラーの実戦復帰を願った。（STATS-AP）

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