SEKAI NO OWARIのメンバーにカメラが密着。彼らの姿を外国人の監督の視点で切り取り表現した映画作品。
日本の音楽シーンに突如現われ、瞬く間に新世代を象徴するバンドとなったSEKAI NO OWARIが、2014年、映画の世界へ乗り出した。監督はフランスの映像作家、ラファエル・フリードマン。Fukaseが「僕らと文化圏も違って、僕らのことをほとんど知らない監督に、感じたままの姿を撮ってほしかった」と語るように、フリードマンは何の先入観を持つことなく、ライブのリハーサル、本番、バックステージ、打ち上げの様子、そして東京での日常まで、彼らのありのままの姿を撮影した。いわゆる“ドキュメンタリー”要素だけではなく、メンバーそれぞれのイメージシーンやショートストーリー、さらにアニメーションが随所に挿入され、作品全体が浅い夢を見ているような不思議な感覚にあふれる。SEKAI NO OWARIの音楽がそうであるように、今作も現実と異世界が交差し、幻想的な世界の奥底へ見る者を連れて行ってくれる。(2014年 日本)出演
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SEKAI NO OWARI