
北海道発の演劇ユニットTEAM NACSの2004年公演。新撰組と長州藩の確執を、チョンマゲもチャンバラもない芝居で表現。歴史に残らなかった者たちの大義を描く。
北海学園大学演劇研究会出身の5人によって結成され、2016年に20周年を迎えたTEAM NACS。森崎博之をリーダーに、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真と今や全国区で活躍中の俳優から成る演劇ユニットだ。番組は2004年、初めて地元・北海道を飛び出し東京公演を行なった記念すべき公演「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」 。【ストーリー】平凡で退屈な日々を憂いながら毎日を過ごす独身三十男・佐藤重幸(戸次重幸)。ある日、彼はアルバイトからの帰り道、怪しげな男(大泉洋)に出会う。その男は「白き薬は10のときをさかのぼり、黒き薬は10のときを越える」と言い佐藤に薬を渡す。何もない毎日からの脱却を求める佐藤は、迷わず“白き薬”を一気に15包飲み干す。すると世界がゆがみ始め…。彼が意識を取り戻すと、そこは動乱の幕末、「新選組」の時代だった。
収録日・収録場所
- 2004年5月16日/東京 サンシャイン劇場
出演
-
TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)
スタッフ
-
脚本・演出森崎博之