「世界の十大小説」の一つに挙げられ、英語文学の三大悲劇とも評される「嵐が丘」。エミリー・ブロンテの名作を堀北真希、山本耕史、戸田恵子ら豪華キャスト陣で舞台化。
主役で屋敷に住むアーンショウ家の娘・キャサリンを演じるのは堀北真希。奔放に育ち、愛だけに生きるという、自らのパーソナリティーにはない女性像に挑む。堀北は「今は愛だけに生きるなんて難しい時代でしょうから、その生き方を観て、忘れていた何かを感じていただければ」と語る。そんなキャサリンの結ばれることのない恋の相手を山本耕史、キャサリンの悲しみの歴史をすべて知る家政婦を戸田恵子が演じる。【ストーリー】「嵐が丘」という名の屋敷の主人ヒースクリフ(山本耕史)を訪ねたロックウッドは、昔の住人キャサリン(堀北真希)の亡霊に遭遇。家政婦のネリー(戸田恵子)は悲しい過去を語り始める。
30年前、屋敷に住むアーンショウ家の主人が身寄りのない少年を連れ帰り、ヒースクリフと名付けかわいがる。娘のキャサリンは仲良しになったが、息子のヒンドリーは父の愛を奪われたと感じた。数年後家長となったヒンドリー(高橋和也)はヒースクリフを下男の身分に落としつらく当たる。一方キャサリンとヒースクリフの間には愛が芽生えていた。
そんな中、交流を持ったリントン家の息子エドガー(伊礼彼方)からプロポーズされたキャサリンは、ヒースクリフへの愛は変わらぬも結婚してしまう。ヒースクリフは嵐が丘を飛び出し行方不明に。数年後出世して戻ってきたヒースクリフはエドガーの妹イザベラ(ソニン)を誘惑し、波乱の日々が幕を開ける。
収録日・収録場所
- 2015年5月21日/東京 日生劇場
出演
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堀北真希
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山本耕史
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高橋和也
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伊礼彼方
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矢崎広
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小林勝也
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ソニン
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戸田恵子
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他
スタッフ
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原作エミリー・ブロンテ
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翻訳・脚本・演出G2