“天使の歌声”と評され、抜群の人気と実力を誇るウィーン少年合唱団。2015年にブルックナー組が来日し、東京芸術劇場で開催された来日60周年記念公演を放送。
世界に数ある少年少女合唱団の中でも抜群の知名度と実力を誇るウィーン少年合唱団。巨匠アルトゥーロ・トスカニーニが彼らの清麗なコーラスを評して“天使の歌声”と命名したことはあまりにも有名だ。約100人からなるメンバーは全員ウィーンのアウガルテン宮殿で生活し、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーという合唱団にゆかりのある作曲家の名が付いた4つのグループに分かれて活動を行なっている。日本での人気も非常に高く、1955年以来ほぼ毎年のように来日公演が催されてきた。2015年も4月下旬から6月中旬にかけ全国各地でコンサートが開催され、その来日60周年記念公演から6月11日の東京芸術劇場の模様をお届けする。日本公演では、『サウンド・オブ・ミュージック』より「ひとりぼっちの羊飼い」や、ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」といったレパートリーに加え、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」など日本国内で人気の高い楽曲も披露し、創立500年を超える歴史が醸し出す格調の高さと、親しみやすさも感じる公演である。
収録日・収録場所
- 2015年6月11日/東京 東京芸術劇場
楽曲情報
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雷鳴と稲妻(J・シュトラウスII)
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羊飼いの女(オーストリア民謡)
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野ばら(ウェルナー)
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ふるさと(岡野貞一)
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花は咲く(菅野よう子)
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『サウンド・オブ・ミュージック』より<ひとりぼっちの羊飼い><エーデルワイス>(ロジャーズ)
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水兵のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
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美しく青きドナウ(J・シュトラウスII)
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他