演劇界の異端児・三浦大輔が、ブラジル演劇に革命をもたらした巨匠ネルソン・ロドリゲスの代表作を演出。豪華キャストが出演し注目を集めた禁断の舞台。
主宰する劇団「ポツドール」の公演などで、赤裸々なせりふ、過激な演出で数々の問題作を生み出してきた劇作家・演出家の三浦大輔。そんな三浦が、ブラジル演劇の先駆者と評される劇作家ネルソン・ロドリゲスの戯曲「禁断の裸体」に挑む。本作はある家族の崩壊、男女の愛と性、モラルにとらわれることへの警鐘、死への恐怖と生への執着をセンセーショナルに描いた人間ドラマ。【ストーリー】妻を亡くして以来失意に沈むエルクラーノ(内野聖陽)。自殺未遂までも起こした彼を心配し、これ以上一族から死者を出すことを忌み嫌う3人のおば(宍戸美和公、池谷のぶえ、木野花)は、神父をエルクラーノに引き合わせるよう、彼の弟パトリーシオ(池内博之)をせかす。だが、パトリーシオが紹介したのは、娼婦のジェニー(寺島しのぶ)だった。兄を救えるのは“女”“セックス”だと考えてのことだった。
酒の勢いで関係を持ちつつもモラルを捨て切れないエルクラーノは、最初は娼婦だとジェニーをさげすむが、その内心でお互いに愛が芽生え、やがて結婚を意識するように。だが、エルクラーノは、いまだに母の面影を追う息子のセルジーニョ(野村周平)と、再婚はしないという約束を固く結んでいた。そんなある日、セルジーニョが父とジェニーのセックスを目撃してしまったことを発端に、消すことのできない悲劇が一家に襲い掛かる。
収録日・収録場所
- 2015年4月/東京 Bunkamuraシアターコクーン
出演
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内野聖陽
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寺島しのぶ
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池内博之
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野村周平
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米村亮太朗
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古澤裕介
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榊原毅
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宍戸美和公
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池谷のぶえ
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木野花
スタッフ
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作ネルソン・ロドリゲス
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上演台本・演出三浦大輔