早乙女太一が2代目を務めた大衆演劇「劇団朱雀」の解散公演。若き天才女形と評された早乙女太一が、妖艶な女形で優雅な舞いを披露する。劇団の有終の美は必見。
劇団朱雀は、“百年にひとりの女形”と称される花形役者、早乙女太一が所属した大衆演劇の劇団。太一の父で座長の葵陽之介が立ち上げ、2003年6月に岐阜で初舞台。その後映画やテレビドラマなどに活躍の場を広げた太一のさらなる飛躍のため、解散という苦渋の決断を下した劇団朱雀。最後の公演も舞台上と客席が終始一体感を保ったまま終幕に向かって突き進むという、大衆演劇の王道を歩き続けた劇団らしい舞台となった。【第1部 舞踏ショー】「歌麿−UTAMARO−」に合わせて、妖艶ながらやがて激しさを増す劇団朱雀二代目早乙女太一の演舞で幕を開ける。
【第2部 芝居「川北長次」】町で一家を仕切る親分川北長次(早乙女太一)は、貧窮にあえぎ盗みを働いた物乞いの老人にも情をかける義侠心の持ち主。そんな長次のことを良く思わない悪党の親分(葵陽之介)は長次を亡き者にしようとする。招かれたのは人斬りの松五郎(山崎銀之丞)。長次の家を訪ねた松五郎は、応対した長次の子分長吉(成田僚)に対し、長次を裏山まで来させるよう言って去る。だが、長次が死んでほしくない長吉は同じ子分の政吉(早乙女友貴)と相談の上、長次に黙って身代わりに。ほどなく、長吉が斬られたという知らせが長次のもとに入る…。
【第3部 舞踏ショー】再び舞踏ショーに戻り、踊りあり、殺陣ありの華麗なステージを展開。劇団の主要メンバー総出演の終幕を迎える。
収録日・収録場所
- 2015年2月25日/東京 かめありリリオホール
出演
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出演早乙女太一(劇団朱雀)
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出演葵陽之介(劇団朱雀)
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出演鈴花奈々(劇団朱雀)
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出演早乙女友貴(劇団朱雀)
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出演鈴花あゆみ(劇団朱雀)
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出演成田僚(劇団朱雀)
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出演岩崎祐也(劇団朱雀)
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出演峰拓也(劇団朱雀)
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出演重咲なお(劇団朱雀)
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ゲスト富岡晃一郎
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ゲスト久保田創
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ゲスト高野愛
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ゲスト涼瀬みうと
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ゲスト高畠麻奈
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特別出演山崎銀之丞