古田新太、小泉今日子、田口トモロヲ、高畑充希ほか、多彩なキャストが出演。O.L.H.による衝撃的な歌詞とムードのあるメロディが際立つ歌謡ファンク喜劇。
「俺のせいで甲子園に行けなかった」「好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた」など、駄目すぎていとおしくなるような人々の悲哀を物語性のある歌詞で歌い上げ、カルトな人気を誇るファンクバンド、Only Love Hurts(面影ラッキーホール、略称:O.L.H.)。彼らの楽曲を柱にした音楽劇をお届けする。【ストーリー】舞台は工業地帯にほど近いオープン間近のモツ煮込み専門店。店長の真壁太一(古田新太)は、妻の奈美子(小泉今日子)、従業員の堂崎一穂(高田聖子)と開店の準備をしていた。そこに高校生で野球部のマネジャーをしている娘・芳奈(高畑充希)が顔を出す。「お店の繁栄と、真壁家の発展と、借金の完済を祈って、フレー、フレー真壁!」とエールを送る芳奈。「あんなにいい子に育てた覚えはないのに」と太一は薄ら笑いを浮かべる。
いよいよ店がオープン。最初の客として来店したのは、太一が高校生時代に所属していた野球部のキャプテン・藤岡大輝(田口トモロヲ)だった。太一には、部のマネジャーをしていた奈美子をめぐって他校の生徒に暴力を振るい、甲子園出場が取り消された過去が。事件さえなければ自分はプロになれたと信じる藤岡は太一を恨んでおり、その後も店に現われ嫌がらせをするようになる。だが、なぜか太一は藤岡を快く受け入れるのだった。
収録日・収録場所
- 2015年2月21日/東京 パルコ劇場
出演
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古田新太
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小泉今日子
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高畑充希
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三宅弘城
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高田聖子
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山中崇
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田口トモロヲ
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他
スタッフ
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脚本福原充則
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演出河原雅彦
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音楽Only Love Hurts(面影ラッキーホール)