世界8都市のみで行なった、ビョークのプロジェクト・ライブ。アルバム『バイオフィリア』から始まったこの宇宙世界は、独特の楽器を駆使したライブで完結する。
常に刺激的な表現者であり続けるビョークが2011年に発表した『バイオフィリア』。この作品で彼女が構想したのは、CDとアプリ、映像などさまざまなメディアをリンクさせ、宇宙とその物理的な力、とりわけ音楽と自然とテクノロジーのめぐりあいを探求する壮大なマルチメディアプロジェクトだった。このプロジェクトは3年間に世界8カ所で展開されたツアーで完結した。番組は2013年9月、ロンドンでの最終公演。巨大な振り子状の「グラヴィティハープ」、巨大な変圧器「シンギングテスラコイル」などカスタムメイドの楽器にも驚かされるが、宇宙や自然界の映像とCG映像をライブとシンクロさせることで描かれる、壮大かつ深遠な「バイオフィリア」の世界観は圧巻。24人からなるアイスランドの女性合唱団とともに歌い舞い踊るビョークの姿に、唯一無二の天才を感じることだろう。
収録日・収録場所
- 2013年9月3日/イギリス・ロンドン アレクサンドラ・パレス
楽曲情報
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thunderbolt
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moon
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crystalline
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hollow
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dark matter
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hidden place
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virus
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possibly maybe
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mouth's cradle
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isobel
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sonnets/unrealities
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mutual core
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cosmogony
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solstice
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one day
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nattura
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declare independence
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sacrifice
出演
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ビョーク
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マット・ロバートソン
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マヌ・デラゴ
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グラデュアレ・ノビリ
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ヘンリー・ダグ