映画

セインツ－約束の果て－

はなればなれとなったアウトローカップルの切ない運命を、「グリーン・ナイト」のＤ・ロウリー監督が美しく詩的に綴り、第２９回サンダンス映画祭撮影賞などに輝いた秀作。

1970年代のテキサスを舞台に、互いにはなればなれとなったアウトロー・カップルの運命の行方を、今後の活躍が期待される注目の新鋭ロウリー監督が、「地獄の逃避行」や「天国の日々」を思わず彷彿させる詩的な作風と映像美でみずみずしく描写。「キラー・インサイド・ミー」のC・アフレックと「ドラゴン・タトゥーの女」のR・マーラが、再会を待ち望む主役カップルを切なく演じるほか、「ボウイ＆キーチ」のベテラン、K・キャラダインが共演に加えて、エンディング曲で渋い歌声を披露しているのも要チェック。