映画

ハワイ・ミッドウェイ大海空戦　太平洋の嵐

太平洋戦争の口火を切った真珠湾攻撃から、日米の形勢が大きく逆転したミッドウェイ海戦の敗北に至る日本海軍の戦いを、東宝のオールスターキャストで描いた戦争映画大作。

太平洋戦争の終結から15年。その発端となった真珠湾攻撃から、戦時中は国民に対する真実の報道が伏せられたミッドウェイ海戦の敗北までを、海軍予備学生として学徒出陣した経験を持つ仏門出身の松林宗恵監督が、特技監督・円谷英二とコンビを組んで、東宝初のカラー・シネスコ超大作として映画化。その見事な特撮場面の一部は、後の「連合艦隊」やアメリカ映画「ミッドウェイ」などにも流用された。若き海軍兵の主人公を夏木陽介が好演するほか、三船敏郎、鶴田浩二をはじめ、当時の東宝のスターたちが総出演。