村上春樹やマイケル・ムーアなど世界中に影響を与え続けるSF小説「1984年」。その舞台から30年、いま監視社会はどうなっているのか?世界の巨匠が未来を予測!
WOWOWオリジナル・ドキュメンタリー、オーストラリアとの国際共同制作プロジェクト作品。1948年にジョージ・オーウェルが、監視社会に生きる人々の苦悩を著した小説「1984年」は、いまも世界中に影響を与えている。マイケル・ムーアは映画『華氏911』でその一節を引用し、村上春樹はこの小説に触発され「1Q84」を執筆した。番組では坂本龍一や押井守がオーウェルの世界、その魅力を語る。さらに映画『1984』で、原作を忠実に再現したことで知られるマイケル・ラドフォード監督が登場。
小説の舞台から30年を経た現実の世界では、インターネットの利用記録が無断解析されるなど、オーウェルには描ききれなかったITによる監視が着々と進んでいる。そんな“見えない”監視の恐怖を、ラドフォードが自ら現場取材。国際社会を震撼させたITメディアの関係者へ対談を試みる。また、イギリス・ガーディアン紙の風刺漫画家らが“2050年の世界”を独自予想。クリエイターを通してこそ見えてくる“表現の自由”の意味と未来社会の姿に迫る。
出演
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出演押井守
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出演坂本龍一
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出演ジェイコブ・アッペルバウム(ウィキリークス)
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出演マーティン・ローソン(風刺漫画家)
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出演マイケル・ラドフォード(映画監督)
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出演ライアン・ギャラガー(ジャーナリスト)
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ナレーション磯部勉
スタッフ
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共同制作ワイルドベア・エンターテイメント(オーストラリア)