映画

ザ・ディープ

沖合で漁船が沈没し、極寒の海へ投げ出されることになった漁師がたどる過酷な運命を、実際に起きた出来事をもとに映画化して高い評価を得た、アイスランド製の人間ドラマ。

1984年、沖合で操業中のアイスランドの漁船が、故障により沈没。不意に極寒の北海へ投げ出されることになった漁師仲間たちが、次々にあえなく水中へと沈んでいくなか、ただひとり生還を遂げた男がいた。見た目はあまりパッとしない、ごく普通の漁師が起こしたこの奇跡の実話劇を、アイスランド映画界を代表する実力派監督B・コルマウクルがリアルな人間ドラマとして映画化して、高い評価と支持を獲得。国内の映画賞を軒並み独占受賞したほか、第85回アカデミー外国語映画賞の同国代表作にも選出された。