デビュー後瞬く間に「十代の教祖」と呼ばれカリスマ的な存在となった尾崎が26歳の若さで突然亡くなるまでの9年間。太く短い活動の軌跡と遺した作品の普遍性を検証する。
デビューアルバム『十七歳の地図』リリース後、尾崎豊は自身が中退した青山学院高校の卒業式の日に新宿ルイードで初めてのワンマンライブを行なう。そして翌翌年リリースした12インチシングル「卒業」の過激な歌詞が大きな注目を集め、彼はまたたく間に「十代の代弁者」「若者の教祖」としてカリスマ的な存在となっていく。その後、1992年4月に26歳の若さで夭折するまで、彼は活動休止と復活を繰り返す波乱に満ちた音楽活動を行なう。そんな太く短いキャリアの中で、彼が残した6枚のオリジナルアルバムと71曲の楽曲。尾崎豊の作品は時代や世代を超えて今なお多くの人の心を捉え、動かし、癒し、そして煽り続けている。デビュー30周年記念日である2013年12月1日、彼が描いた「作品性」と「活動の軌跡」の実像を、キャリアを彩る数々のライブ映像や貴重な資料とともに掘り下げた。出演
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尾崎豊
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江口正祥<ギタリスト>
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小川清史<ベーシスト>
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小山卓治<シンガーソングライター>
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木暮"SHAKE"武彦<ギタリスト>
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佐伯明<音楽文化ライター>
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須藤晃<音楽プロデューサー>
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田島照久<アートディレクター>
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町支寛二<ギタリスト>
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西本明<アレンジャー/キーボーディスト>
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藤井フミヤ<歌手>
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諸鍛冶辰也<エンジニア>
スタッフ
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監修須藤晃<音楽プロデューサー>