三谷幸喜が作・演出を手掛けた感動作。20世紀のピアノの巨匠たちを支えた調律師と天才ピアニストをめぐる一夜の物語を渡辺謙はじめ珠玉のキャストが演じ大喝采を浴びた。
2007年の「コンフィダント・絆」、2011年の「国民の映画」に続く海外芸術家シリーズ第3弾のモデルは、20世紀のピアノの巨匠、ウラディミール・ホロヴィッツ。調律師のフランツ・モアを演じるのは、12年振りの舞台出演となる世界的名優・渡辺謙。彼の妻・エリザベスには、本作が初舞台となる和久井映見が挑む。天才ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツは舞台「国民の映画」でも好演した段田安則。その妻・ワンダには、三谷作品初登場となる高泉淳子という豪華キャストが出演。天才ピアニストのホロヴィッツと、彼の演奏を支える調律師のフランツ・モア、芸術に人生を捧げる2人のエネルギーの源泉とは? 2人は何のために身を削り、芸術に奉仕するのか? そして何を得て、何を失っているのか? ホロヴィッツ夫妻とモア夫妻のとある一夜の会話を描きつつ、“芸術そのもの”に迫っていく。
収録日・収録場所
- 2013年3月30日/大阪 イオン化粧品 シアターBRAVA!
出演
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渡辺謙
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段田安則
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和久井映見
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高泉淳子
スタッフ
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作・演出三谷幸喜
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演奏荻野清子