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少年と自転車

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少年と自転車

父親に見捨てられた孤独な少年の揺れ動く心の軌跡を、ベルギーの名匠ダルデンヌ兄弟が優しい視線で見守り、第64回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた感動作。

「ロゼッタ」「ある子供」でパルムドールに2度輝いたのをはじめ、ダルデンヌ兄弟がカンヌ国際映画祭で受賞を果たしたのは、本作で5作品連続で、これは史上初の快挙。彼らが2003年の来日時に耳にした、育児放棄で養護施設に預けられた少年が、帰ってこない親をひたすら待ち続けていたという実話をもとに、本作の物語を構想。親に見捨てられた痛ましい少年を、オーディションで選抜された無名の新人T・ドレが好演する一方、彼を優しく見守る里親の女性を演じるのは、「ヒア アフター」のC・ドゥ・フランス。

少年と自転車

父親に見捨てられた孤独な少年の揺れ動く心の軌跡を、ベルギーの名匠ダルデンヌ兄弟が優しい視線で見守り、第64回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた感動作。

11歳の孤独な少年シリル。自分を児童養護施設に預けたきり、連絡を絶った父親を追い求めて、ある日彼は、かつての住居である団地のアパートを訪ねるが、すでに部屋はもぬけの殻。シリルの身の上を知って痛ましく思った独身女性のサマンサが、彼の週末の里親になることを引き受け、2人は一緒にシリルの父親の行方を捜し始める。ところがようやく捜し当てて再会した父親は、シリルに、もう二度と会いに来るなと言い渡し…。

作品データ

  • 原題/Le gamin au velo
  • 制作年/2011
  • 制作国/ベルギー/フランス/イタリア
  • 内容時間(字幕版)/88分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第64回(2011)カンヌ国際映画祭グランプリ

出演

役名 役者名
サマンサ セシル・ドゥ・フランス
シリル トマ・ドレ
シリルの父 ジェレミー・レニエ
書店主 ファブリツィオ・ロンジョーネ
ウェス エゴン・ディ・マテオ

スタッフ

  • 監督
    ジャン=ピエール・ダルデンヌ
  • 監督
    リュック・ダルデンヌ
  • 製作
    ジャン=ピエール・ダルデンヌ
  • 製作
    リュック・ダルデンヌ
  • 製作
    ドゥニ・フロイド
  • 脚本
    ジャン=ピエール・ダルデンヌ
  • 脚本
    リュック・ダルデンヌ
  • 撮影
    アラン・マルクーン

ユーザーレビュー

現在、5件のレビューが登録されています。

  • ネタバレTHE ヒューマンドラマ

    • ★★★☆☆
    • gnaka
    • 2013/05/06 12:44

    このレビューはネタばれのため本文を表示していません。 本文を見る

  • このまま生死不明の状態でジ・エンド

    • ★★☆☆☆
    • hero come on
    • 2013/05/01 17:47

    …あらすじは、解説のとおり。
      「第64回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ」、かつ、タイトルも素敵なので愉しみに観た。
      これは観る人によって大きく
    続きを読む

  • 泣いて、笑って、悩み苦しむ、あなたの人生に。

    • ★★★★★
    • かまちゃん12号
    • 2013/04/28 11:41

    日常の何気ない生活の中にこそ、悩みや苦しみ、そして喜びが充満していて、それが巧まざるストーリーを生む典型のような作品。カンヌ映画祭グランプリとは後で知った。
    続きを読む

  • ダルデンヌ初の音楽入り!(極少)

    • ★★★★★
    • baroshun
    • 2013/04/27 03:51

    相変わらず最高のキャスティングに役作り。『ロゼッタ』ばりの困った子供セシルは勿論のこと、今作は初のメジャースター(笑)S.Dフランス演じるサマンサが素晴らしい。 続きを読む

  • 誰にも感情移入できなかった・・・

    • ★☆☆☆☆
    • クロエ4477
    • 2013/04/21 23:04

    カンヌ特別グランプリ受賞ですか?期待していたのですが、最悪の意味で裏切られました。まず、少年が施設を脱走してまで父親に会おうとする気持ち。病院で抱き付かれたのが 続きを読む

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