宮沢りえが小空間に挑む。野田演じる井戸に監禁される女を、客席と近い空間で濃密に演じる「THE BEE」。個性豊かなキャストによる、息詰まる室内劇は必見。
筒井康隆の短編を原作に、野田秀樹が2006年にロンドンで初演、2007年に東京で日本版を上演し、話題を巻き起こした「THE BEE」。数々の演劇賞に輝いた傑作が2012年、キャストも新たに再登場した。<ストーリー>平凡なサラリーマンの井戸(野田秀樹)がある日帰宅すると、自宅が警察に囲まれていた。凶悪犯の小古呂(おごろ・近藤良平)が脱獄し、井戸の妻子を人質に立てこもっているというのだ。警察とマスコミに振り回され“被害者”であることに限界を感じた井戸は、小古呂の妻(宮沢りえ)の元を訪ねると突然豹変。小古呂の妻子を人質にとって立てこもり、“加害者”として小古呂に対峙。憎しみを応酬させていく。
演目
- NODA・MAP番外公演「THE BEE」JAPANESE Version
収録日・収録場所
- 2012年5月9日/東京 水天宮ピット 大スタジオ
出演
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宮沢りえ
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池田成志
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近藤良平
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野田秀樹
スタッフ
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演出野田秀樹
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原作筒井康隆
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共同脚本野田秀樹&Colin Teevan