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三浦大輔 in ポツドール「おしまいのとき」 リアル×エロス

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三浦大輔 in ポツドール「おしまいのとき」

2011年に上演された三浦大輔主宰の演劇ユニット「ポツドール」の舞台。過激な描写にドラマ要素を強くした直球勝負の作品となった。禁断の世界にようこそ。

演劇的なものを最大限に排除し「リアル」を追求した作品で、公演のたびにセンセーショナルな話題を巻き起こしてきた若手劇作家・三浦大輔。映画監督や、外部プロデュースの仕事を経て、3年半ぶりに行なわれた主宰する劇団「ポツドール」の新作公演を放送する。暴力や性描写のリアルさはそのままに、はっきりしたメッセージをストレートに投げかけてくる、ポツドールの新しい側面を垣間見せる作品。

三浦大輔 in ポツドール「おしまいのとき」

2011年に上演された三浦大輔主宰の演劇ユニット「ポツドール」の舞台。過激な描写にドラマ要素を強くした直球勝負の作品となった。禁断の世界にようこそ。

役者たちが素のままに語り行動する“セミドキュメント”の手法や、過激な暴力描写・性描写で、人間の本質を舞台上に現出させてきたポツドールが、今回さらけだすのは、人間の“思い”。子どもを失った絶望に沈み、やがて禁断の世界におぼれていきながら、その自分を執拗に肯定し続ける女性の心の声…。人間の弱さ、情けなさ、こっけいさを徹底的にさらし、観客の心をえぐっていく。専業主婦の智子(篠原友希子)のもとに、ひとり息子が事故で水死したという連絡が入った。絶望のふちに沈む智子は、夫の浩二(古澤裕介)や隣人の今井夫妻(松浦祐也、高木珠里)が励ましても、全く立ち直ることができない。重すぎる不幸の中、智子が光を見出したのはエアコンの修理に来た菅原(米村亮太朗)の乱暴な誘いだった。「不幸から立ち直るため」と自分に言い聞かせながら、智子は菅原との不倫関係にのめりこんでいく。

収録日・収録場所

  • 2011年9月21日/東京 ザ・スズナリ

出演

  • 米村亮太朗
  • 古澤裕介
  • 松浦祐也
  • 松澤匠
  • 篠原友希子
  • 高木珠里
  • 新田めぐみ

スタッフ

  • 脚本・演出
    三浦大輔
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