音楽
オフビート&JAZZ

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オフビート&JAZZ
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    オフビート&JAZZ最終回にあたり司会のお二人よりコメントをいただきました。

    【ピーター・バラカン】
    ぼくは10代からジャズに関心はあったけれど、限られた小遣いでいつももっと優先的に買いたいレコードが多く、偏った内容の数少ないコレクションしかない状態でした。それでもべつに何の悩みもなく、好きな作品を好きなように聞き続けてきたのです。しかし、1995年にWOWOWのジャズに特化した番組の司会を頼まれた時、正直なところ自分の力不足が気になりました。日本にはジャズに非常に詳しい方が多く、ちょっとでも間違ったことを言うと苦情が殺到しそうな気がして、最初のうちはかなり緊張した気持で収録に臨みました。でも、番組が継続するうちに不安は少しずつ消えて、自然体で様々なジャズの演奏を紹介することができました。
    ラジオと違ってテレビの場合は素材を選ぶのはあくまで制作者なので、番組のプレゼンターとして毎回自分の一押しのアーティストを紹介するとは限りません。いつも見てくれる視聴者の方には、解説するぼくに勢いがある時とない時がはっきりと見分けられたことでしょう。それでも気がついたら、番組の企画とタイトルが何度か変わって最終形の「Offbeat & Jazz」の6年間を含むと23年ほどWOWOWでジャズ番組の司会を務めたことになります。「All Things Must Pass」とはよく言ったもので、いよいよ番組が終了することになりました。長年にわたって支えてくれた視聴者の皆さんに改めて感謝します。またどこかで多様な音楽を紹介する番組でお会いできる日を楽しみにしています。

    【荻野仁美】
    「大人の音楽」「敷居が高い」これが番組を担当する当初、私がジャズにもっていたイメージです。
    そして3年経った今、思うことは、その対極!ジャズはとても自由で皆にひらかれた音楽だという事。
    まだまだジャズ初心者な私ですが、視聴者の皆様と同じ立場で新しい音楽との出会いを楽しんできました。
    今まで番組をご覧頂き、本当にありがとうございました。番組は終了しますが、これからの人生の中でもジャズに親しんでいければなと思っています。皆様と今度はどこかのライブ会場などでお会いできますように。

スピリッツ溢れるJAZZから広げる、新たな音楽への扉。 

ジャズを中心としたソウルフルな音楽のアーティストを幅広くセレクトしてお届けする。あらゆる音楽に通じるピーター・バラカンのナビゲートで、音楽の魅力を、深く伝えてい 続きを読む

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