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プラトーン

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プラトーン

第59回アカデミー賞で作品賞など4部門に輝いた戦争映画。米現代史の汚点、ベトナム戦争を題材に、自身もベトナム帰還兵である鬼才O・ストーン監督が戦場の現実に肉薄。

ベトナムの戦場に米国社会のゆがみ(多民族国家・米国が抱えた諸事情など)を見いだす鋭い視点のみならず、“戦場においては今日の味方が明日の敵になり得る”という普遍的問題まで提起した、ストーンのリアルな視点が冴える渾身の力作。極限状況を生々しく綴った剛腕は圧倒的ですらある。「帰郷」「ディア・ハンター」のころが“第1次ベトナム戦争映画ブーム”とするなら、本作はさしずめ第2次ブームを巻き起こす立役者になった。後の人気男優、J・デップが兵士役で若かりし日の顔を見せているのも要チェックだ。

プラトーン

第59回アカデミー賞で作品賞など4部門に輝いた戦争映画。米現代史の汚点、ベトナム戦争を題材に、自身もベトナム帰還兵である鬼才O・ストーン監督が戦場の現実に肉薄。

1967年、米国人の若者クリスは大学を中退してまで自ら志願して陸軍兵となり、ベトナムの戦場へ。そこで最前線の小隊(プラトーン)に配属され、危険な毎日を送るように。同部隊では冷酷無比なバーンズ隊長と、無益な殺人を嫌うエリアス班長という、性格も価値観も正反対な2人の軍曹が対立していた。ついにバーンズとエリアスの不仲は決定的なものとなり、バーンズはエリアスをある卑劣な方法で葬り去ろうとたくらむ……。

作品データ

  • 原題/Platoon
  • 制作年/1986
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/120分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第59回(1986)アカデミー賞作品賞
  • 第59回(1986)アカデミー賞監督賞「オリヴァー・ストーン」
  • 第59回(1986)アカデミー賞編集賞「クレア・シンプソン」
  • 第59回(1986)アカデミー賞音響賞
  • 第44回(1986)ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)「オリヴァー・ストーン」
  • 第44回(1986)ゴールデン・グローブ賞助演男優賞「トム・ベレンジャー」
  • 第44回(1986)ゴールデン・グローブ賞監督賞「オリヴァー・ストーン」

出演

役名 役者名
クリス チャーリー・シーン
バーンズ軍曹 トム・ベレンジャー
エリアス軍曹 ウィレム・デフォー
ビッグ・ハロルド フォレスト・ウィテカー
ラーナー ジョニー・デップ
ラー フランセスコ・クイン
オニール ジョン・C・マクギンリー

スタッフ

  • 監督
    オリヴァー・ストーン
  • 製作
    アーノルド・コペルソン
  • 脚本
    オリヴァー・ストーン
  • 撮影
    ロバート・リチャードソン
  • 音楽
    ジョルジュ・ドルリュー
  • 編集
    クレア・シンプソン

ユーザーレビュー

現在、4件のレビューが登録されています。

  • ベトナム戦争のむごさ

    • ★★★★☆
    • 北のさむがり
    • 2016/03/27 18:59

    もう何度見たことでしょう。アメリカとソ連の代理戦争がベトナムの地で繰り広げられてる。同じベトナム人でありながら北と南で敵対する。南のベトナム人は米軍に守られるは 続きを読む

  • 英雄のいない戦争映画

    • ★★★★☆
    • newmorning
    • 2016/03/11 19:17

    3度目の再見。物語は熟知していても、米軍の隠したいであろう負の面を描く物語には惹かれる。 なにより映像に力があり、湿地帯の不快さ、激しいスコールに打たれながらの 続きを読む

  • ジョニー・デップがベトナム語ペラペラの違和感が面白い!

    • ★★★★★
    • さすらいダイバー
    • 2016/03/08 11:05

    「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」の流れからのベトナム反戦的映画。いつ敵が撃ってくるか、何が起こるか、ドキドキする緊張感。このストレスにアメリカは負けたのだな 続きを読む

  • いきなりですが、開高健氏といえば……

    • ★★★★★
    • pipiro_b
    • 2016/03/05 17:40

     昭和を代表する名作家のひとりであり、また、昨年(2015年10月)に放送のあった「掃苔のすすめ」という番組のなかでもふれられておりましたとおり、かつてベトナム 続きを読む

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