映画

トロン

１９８２年、まだ黎明期にあったＣＧ（コンピュータグラフィックス）を大胆に採用したＳＦアクションの記念碑。２８年後に続編「トロン：レガシー」が作られたのも話題！

ディズニー社が1982年、「ジュラシック・パーク」より10年以上も前に、CGを長編映画に導入した野心作。当時本作を見たジョン・ラセター監督（「カーズ」シリーズ）は、CGアニメの世界に身を置くきっかけにした。レーザーで輝くフリスビーが飛び交うなど、まるで初期のビデオゲームのようで楽しく、正義と悪の登場人物をそれぞれ青と赤に配色するなど、常にファミリー観客を意識したディズニー社らしい配慮も。物語に加え、バイク同士のレースなど、まずは本作を見ておくと「～レガシー」がさらに楽しめる。