フランス・パリで開催された「ジャポニスム 2018」。現代日本が創造するジャポニスムの代表として行なわれた電子の歌姫・初音ミクの初ヨーロッパ公演を放送。
浮世絵に代表される日本文化が19世紀のフランスで一気に注目を浴びたことにより誕生した概念「ジャポニスム」。2018年は日仏友好160年に当たり“世界にまだ知られていない日本文化の魅力”を紹介する大規模な複合型文化芸術イベント「ジャポニスム2018」がパリを中心にさまざまな会場で開催された。その一環として、12月1日にラ・セーヌ・ミュージカルで行なわたのが、「HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE」のパリ公演。今や世界的なバーチャル・シンガーとして活躍する初音ミクのヨーロッパ初コンサートの模様をお送りする。日本独自のスタイルを持った浮世絵が異国の人々に与えた衝撃を、初音ミクは音楽という異なるジャンルで現代によみがえらせた。これは記念すべきヨーロッパでの第一歩。その衝撃を受け取っていただきたい。
【初音ミク】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウエア」。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなった。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行なうなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に広がっている。
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「初音ミク」とは?
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウエア」。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなった。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行なうなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に広がっている。
「ジャポニスム2018」とは?
2018年7月から2019年2月まで、フランス・パリを中心に開催されている一大プロジェクト。過去から現代まで、「展示」「舞台公演」「映像」「生活文化ほか」多種多様な日本文化・芸術を紹介する。古くは縄文土器や伊藤若冲、琳派から最新のメディア・アート、アニメ、マンガまで、舞台公演では歌舞伎から現代演劇、初音ミク、さらには映画、食や祭りなど日本文化の多様性に富んだ魅力を、パリを通して世界に向けて発信する。
illustration by KEI © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
収録日・収録場所
- 2018年12月1日/フランス・ブローニュ=ビヤンクール ラ・セーヌ・ミュージカル
楽曲情報
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千本桜
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ゴーストルール
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秘密警察
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エイリアン・エイリアン
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アンノウン・マザーグース
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Glass Wall
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ドクター=ファンクビート
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ピアノ×フォルテ×スキャンダル
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ロキ
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リモコン
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劣等上等
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Cybernetic
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砂の惑星
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ロミオとシンデレラ
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ワールズエンド・ダンスホール
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星屑ユートピア
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Just Be Friends
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Birthday
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気まぐれメルシィ
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Satisfaction
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初音ミクの激唱
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メルト
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歌に形はないけれど
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魔法みたいなミュージック!
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ワールドイズマイン
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Tell your world
出演
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初音ミク